三越伊勢丹ホールディングスは、販売したワインにガラス片が混入していたとして３００本を自主回収すると発表した。

　ガラス片が混入していたのは、ボルドー赤ワイン「シャトー・ジャン・ガシー２０１２年」（７５０ミリリットル）で、ボトルの首部分に「２０５」と印字された商品。去年８月から１２月に三越伊勢丹グループの全国２６店舗で販売されていた。今月４日に、客が商品を購入した伊勢丹新宿本店に申し出て発覚した。三越伊勢丹が確認したところ、ワインのボトルの中にガラス片が７つ程度入っていたという。

　三越伊勢丹では、製造されたフランスの工場で混入した可能性があるとみて原因を調査している。現時点で同様の苦情は寄せられていないとのことだが、三越伊勢丹は該当する３００本を自主回収するとしている。

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