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TPP日米事務レベル協議が終了

2015年1月16日 19:13
TPP日米事務レベル協議が終了

 14日に都内で始まったTPP(=環太平洋経済連携協定)をめぐる日米間の事務レベル協議が16日、終了した。次の協議で閣僚級協議の設定ができるかが焦点となっている。

 協議では、農産品の重要5項目の関税やセーフガードの扱い、自動車部品の関税など難航している分野を中心に調整が行われた。協議後、主に自動車分野の関税などを担当する外務省の森大使は「中くらいの問題が多数、今回きれいになった」と述べ、協議の進展を強調した。

 日米の事務レベル協議は、数週間以内に再びアメリカで行われる予定で、次の協議でフロマン通商代表と甘利経済再生担当相との閣僚級協議を設定できるかが焦点となっている。日米間で合意できればTPP妥結に大きな弾みが付くとみられており、日米双方は、来月には閣僚級協議を行い、日米合意にこぎ着けたい考え。