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三菱東京UFJ銀、住宅ローン金利最低更新

2015年1月28日 11:34

 三菱東京UFJ銀行は28日、10年固定型の住宅ローンの金利を来月借りる分からさらに引き下げると発表した。過去最低を更新する。

 三菱東京UFJ銀行は、来月に借りる分の10年固定型の住宅ローンの金利を最も優遇を受けた場合で現在の1.15%から1.10%に引き下げる。過去最低を更新する金利だ。金利を決める際の指標となる10年物国債の利回りが、原油価格の下落などの影響で下がり続けていることなどが要因。東京債券市場で10年物国債の利回りは、今月19日に過去最低となる0.20%となるなど昨年後半から急激に低下している。

 この流れを受け、みずほ銀行も10年固定型の住宅ローン金利を引き下げる方針で、今後、ほかの銀行にも金利引き下げの動きが広がると予想される。