日経平均株価37円安 終値1万9397円
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6日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は先週末比37円10銭安の1万9397円98銭だった。
先週末に発表されたアメリカの3月の雇用統計で景気の動向を反映する「農業部門以外の就業者数」が事前の予想を大きく下回ったことから、6日朝の東京株式市場は3営業日ぶりに値を下げて取引を開始した。また、外国為替市場で円相場が1ドル=119円台前半と先週末に比べて円高水準で推移したことから、輸出関連株などに売り注文が出て日経平均株価を押し下げた。
日経平均株価の下げ幅は、一時、200円近くまで広がる場面もあったが、その後、割安感から買い戻しも入った。6日は中国や香港などアジアの主な株式市場が休場、欧米では3日の市場が休みだったこともあり休暇をとる海外投資家が多く、6日の東京株式市場では様子見ムードが広がった。
東証1部の売買代金は、概算で1兆6776億円。これは、2014年12月30日の大納会以来、約3か月ぶりの低水準。東証1部の売買高は、概算で15億9240万株。