3月百貨店の売上高 大幅マイナスに
3月の全国の百貨店とスーパーの売上高は、去年の消費税増税前の駆け込み需要の反動で大幅なマイナスとなった。
日本百貨店協会が発表した全国の百貨店の売上高は5441億円で、去年の同じ月に比べ19.7%のマイナスだった。去年3月は消費税増税直前の駆け込み需要で時計などの高額品や家庭用品などが売り上げを伸ばしたが、今年はその反動で大きくマイナスとなった。ただ、外国人観光客による売り上げは去年に比べ約3倍に伸びた。
また、日本チェーンストア協会が発表した全国のスーパーの売上高は1兆978億円で、去年に比べ8.6%のマイナスだった。マイナスは12か月連続。こちらも衣料品や家電などの住宅関連品が去年の売り上げを大きく下回った。