貿易収支 2160億円減で2か月連続赤字
今年5月の日本の貿易収支は2か月連続の赤字となった。
財務省が17日に発表した5月の貿易統計によると、輸出額は台湾や香港向けのスマートフォン用の電子部品などが増えたことから去年の5月に比べて2.4%プラスの5兆7405億円となった。これに対し輸入額は、原油価格の下落で原油や液化天然ガスの輸入額が減ったことなどから、8.7%マイナスの5兆9564億円となっている。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2160億円のマイナスで2か月連続の赤字となった。
財務省は先行きについて、輸出、輸入とも為替や原油価格の影響を受けるため動向を注意深く見守っていくとしている。