コロナ対策分科会 年末年始の感染対策まとめ「行動制限はしない」
政府は「新型コロナ対策分科会」を開き、帰省が増える年末年始の感染対策についてまとめました。今年は行動制限はしないこととしています。
分科会では、年末年始に行動制限はしないとした上で、医療のひっ迫を防ぐために改めて3つの感染対策をまとめました。
具体的には、オミクロン株に対応するワクチンの接種を進めた上で、医療のひっ迫を起こさないために軽症の場合には自宅療養を行うことなどを求めます。
さらに、定期的に窓を開けて換気を行うなど、基本的な対策の徹底が重要だと改めて強調しました。
また、9日の分科会では、新型コロナウイルスの感染症法上の分類見直しに向けて、委員の意見を募りました。
今後、厚労省の専門家会議で示される病状の程度に関するデータなどを踏まえ、議論を続けていく方針です。