岸田首相「グローバルサウス」とG7の連携を強調 広島サミット閉幕
G7広島サミットの閉幕にあたり、岸田首相は会見で、「グローバルサウス」と呼ばれる途上国・新興国とG7との連携強化を強調しました。
ロシアによるウクライナ侵攻で途上国や開発国などに経済的な影響が広がる中、岸田首相は、「こうした国や人の声に耳を傾ける」と強調しました。
岸田首相「世界が複合的な危機に直面する今こそ、国際的なパートナーの声を聞き、きめ細かに対応していく決意です」
岸田首相はロシアについて、G7以外の国も含めて制裁逃れを阻止することが重要だと呼びかけました。また、食料危機についても、G7として、ウクライナ産の小麦の減少など経済的な影響を受けやすい途上国・新興国と連帯して取り組んでいくことを確認しました。
ウクライナ問題が経済を揺さぶる中で、G7は、グローバルサウスと連携して経済を強靭化する姿勢を世界に示しました。