日経平均427円安 終値2万112円
ギリシャの国民投票で財政再建案の受け入れが拒否されたことを受けて、6日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げた。終値は、先週末比427円67銭安の2万112円12銭。
週明けの外国為替市場では、ギリシャの先行きに対する不透明感からユーロが売られ、円相場がユーロに対して朝方、一時、先週末より2円以上急騰するなど円高に傾いた。これを受けて、6日朝の東京株式市場ではリスクを回避する売り注文が広がり、取引開始直後から300円以上値下がりするなど、ほぼ全面安の展開となった。日経平均株価は午後になって下げ幅を拡大し、500円以上値下がりする場面もみられた。
東証1部の売買代金は、概算で2兆5314億円。売買高は、概算で24億1772万株。