大手通信会社「ＫＤＤＩ」は１２日夜から発生していた「ａｕ」の携帯電話の一部でのメールの送受信ができないといった障害が解消したと発表した。

　ＫＤＤＩによると、栃木県小山市にある設備拠点で１２日、発火が感知され火災報知機が作動した影響で、１２日午後６時半ごろからメール関連のシステムなどが自動停止した。その結果、「ａｕ」の携帯電話の一部で、メールの送受信ができなくなる通信障害が発生し、最大で７９６万台に影響がでたが、１３日午後４時前にこの障害が解消したと発表した。

　しかし、ＫＤＤＩは、障害が起こっていた間にたまったメールについては、送受信に遅延が起きている可能性もあるとしている。ＫＤＤＩでは、完全復旧を目指して引き続き作業を続けている。