４日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅に値を下げた。日経平均株価の終値は前日比２７円７５銭安の２万５２０円３６銭。

　前日のニューヨーク株式市場では、原油先物相場の下落やアメリカの製造業の景況感を示す指数が悪化したことなどから、ダウ平均株価は９０ドル以上、値を下げた。この流れを受けて、４日朝の東京株式市場でも取引開始直後から当面の利益を確定する目的の売り注文がふくらんだ。ただ、株価が値下がりすると、割安感から買い注文も入り、日経平均株価は小幅に上昇に転じる場面もあった。

　しかし、一部の商社の決算が予想を下回ったことから関連の株が売られる展開となり、日経平均株価は、結局、値を下げて取引を終えた。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆８６９３億円。東証１部の売買高は、概算で２３億８３４０万株。