トヨタ自動車の今年４月から６月の決算は、売上高、利益ともに、この時期としては過去最高となった。

　トヨタ自動車が４日に発表した今年４月から６月の決算で、グループ全体の売上高は前年同期比９．３％増の６兆９８７６億円だった。また、営業利益は９．１％増の７５６０億円となり、売上高、利益ともに、この時期としては過去最高となった。国内やアジアでの販売が伸び悩んだものの、北米での販売が好調だったことに加え、円安効果が利益を大きく押し上げた。

　税引き後の純利益は１０％増の６４６３億円と、３か月ごとの決算で過去最高を記録している。