２４日の東京株式市場で、日経平均株価は５００円近く値を下げた。日経平均株価の終値は先週末比４９８円３８銭安の１万７５７１円８３銭。

　前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、中国の製造業の景気動向を示す経済指標が６年半ぶりの低水準となったことから、中国経済の先行きへの懸念が広がり、ダウ平均株価は値を下げた。また、フォルクスワーゲンの不正問題による影響で自動車関連株にも売り注文が広がった。

　連休明けの東京市場でもこの流れを受けて売り注文が優勢となり、自動車関連株の一部も大きく売られた。終値が１万８０００円を割り込むのは５営業日ぶり。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆７４６５億円。東証１部の売買高は、概算で２３億７１９０万株。