金融緩和へ思惑広がり 日経平均308円高
25日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げ、終値は前日比308円68銭高の1万7880円51銭だった。
24日に株価が500円近く下落した反動もあって、25日朝の東京市場では買い注文が先行した。外国為替市場で円相場が円安に傾いたことも株価を押し上げる要因となった。午前中、中国の上海市場の下落などを嫌気した売り注文も入ったが、その後、持ち直した。安倍首相と日銀の黒田総裁が首相官邸で会談したことで日銀の金融緩和への思惑が広がり株が買われた。
東証1部の売買代金は、概算で2兆8054億円。売買高は、概算で26億4224万株。