スーパー売上高 23年ぶり6か月連続増
9月の全国のスーパーの売上高は、前の年の同じ月と比べて6か月連続でプラスとなった。
日本チェーンストア協会によると、今年9月の全国のスーパーの売上高は1兆380億円で、去年の同じ月に比べて2.9%プラスとなった。6か月連続のプラスで、半年間プラスが続くのは23年ぶり。
内訳を見ると、食料品は白菜などの野菜を中心に前の年と比べて3.7%のプラス、衣料品は比較的単価の高いスーツが好調で同2.1%のプラスとなった。また衣替えの時期だったこともあり、収納家具などの住宅関連商品も同1.5%のプラスとなった。
日本チェーンストア協会は、消費者の節約志向はいまだ続いているものの賃金や雇用の回復傾向などが消費の後押しとなり、堅調な推移につながっているとしている。