日経平均 年明けから5日続落で取引開始
8日朝の東京株式市場の株価は、年明けから5日連続で値を下げて取引が始まった。
日経平均株価は、8日も一時200円以上値を下げ、世界同時株安の動きに歯止めがかからない。
主な要因は中国の景気の先行きに対する不安。中国の景気の減速で原油の需要が減るとの見通しから前日にアメリカの原油先物市場では指標となるWTIの価格が一時1バレル=32ドル10セントと12年ぶりの安値をつけた。これを受けてアメリカのニューヨーク株式市場でダウ平均株価が、400ドル近く値を下げたため、日経平均株価も値を下げている。
今後も株価下落の動きは続くのか?
8日朝も日本時間の午前10時半から始まる中国市場の動きが注目。中国では、株価が急変動すると取引が停止される制度が今年から導入されていたが、これがパニック売りを招いたため、その制度を撤回することが発表された。それがどう、株価の動きに影響するかが注目されている。