株価下落 1か月半ぶり1万9千円割れ
14日朝の東京株式市場で、日経平均株価は約1か月半ぶりに1万9000円台を割り込んだ。東京証券取引所から井口明生記者が中継。
日経平均株価は、先週末比473円16銭安の1万8757円32銭で午前の取引を終了した。
これは先週末の欧米株式市場の株価が下落していることが主な要因で、日経平均株価は一時600円以上値を下げた。原油価格の下落が止まらず、アメリカのエネルギー関連企業の業績悪化などが懸念され、世界的に投資家心理が悪化、欧米の株価下落につながっている。
その影響を受けて、日本の株式市場でも投資家がリスクを回避するため、売り注文が先行する展開となっている。
日経平均株価が1万9000円台を割り込んだのは、取引時間中としては、先月5日以来、約1か月半ぶり。また円相場が円高・ドル安に傾いていることも株価を押し下げる要因になっている。