ローソン 竹増貞信副社長が社長に昇格へ
ローソンは28日、6月から、三菱商事出身の竹増貞信副社長を社長兼COO(=最高執行責任者)に昇格する人事を発表した。玉塚元一社長は会長兼CEO(=最高経営責任者)に就任する。市場の変化に迅速に対応できるよう経営体制を強化する狙い。
6月からの新たな体制では、玉塚氏は会長兼CEOとして、国内のコンビニエンスストア事業を中心に担当し、竹増氏は社長兼COOとして、成城石井など関係会社や海外事業を中心に担当する。
ただ、高齢化や業界再編など変化の激しいコンビニ事業については、玉塚氏と竹増氏の両輪で進め、経営の強化を図る方針。また、ローソンの筆頭株主・三菱商事出身である竹増氏を社長に据えることで、三菱商事との関係をより強める狙いもある。