今年度予算執行 上半期で約8割前倒し方針
今年度の予算執行について政府は8割を目標に前倒しする方針を決めた。
麻生財務相「予算の執行の具体的方針を明らかにして、私から各大臣にお願いをしたところです」
政府は先月成立した今年度予算などのうち、前倒しが可能な予算について、景気回復を下支えするため4月から9月までの上半期で約8割を執行する目標を決めた。
対象となるのは道路や港湾、学校など施設関連の公共事業や復興事業など12兆1000億円分で、9月末までに8割が契約済みとなることを目指す。
財務省は目標が達成されれば、約1兆円が前倒しとなりその分の経済効果が見込めるとしている。