セブン-イレブン社長をHD社長昇格で調整
セブン&アイ・ホールディングスは、指名・報酬委員会で子会社のセブン-イレブン・ジャパンの社長である井阪隆一取締役を社長に昇格させる新たな人事案を承認した。
セブン&アイ・ホールディングスは、社外取締役らをメンバーとする指名・報酬委員会を15日午後に開き、子会社のセブン-イレブン・ジャパンの社長を務める井阪取締役を社長に昇格させることを軸とした新たな人事案を承認した。
この人事案では、後藤克弘取締役がセブン&アイ・ホールディングスの副社長に昇格し、井阪取締役の後任のセブン-イレブン・ジャパンの社長は古屋一樹副社長となる見込み。
自ら提案した人事案を否決され、先週、引退を表明した鈴木敏文会長は5月末の株主総会後にグループのすべての役職を退任して名誉顧問となる。
この人事案は19日の取締役会で決議され、5月の株主総会を経て新体制が整う。