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NYダウ 原油価格反発、決算好調で続伸

2016年4月20日 7:18
NYダウ 原油価格反発、決算好調で続伸

 19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は原油価格が大きく反発したことや、決算発表が好調だった銘柄に買いが入ったことなどから、50ドル近く値を上げて取引を終えた。ダウ平均株価は前日に引き続き9か月ぶりの高値水準となっている。

 19日は原油先物価格が大きく値を上げた。指標となるWTIが1バレル=41ドル台まで戻し、5営業日ぶりに反発したことで株式市場も買いが優勢となった。さらに、市場予想を上回る決算発表を行った銘柄に買いが入ったことや、イギリス・ドイツなどの海外市場が好調だったことも市場を下支えしている。

 結局、ダウ平均株価は18日に引き続いて18000ドルの大台を守り、9か月ぶりの高値水準となっている。終値は前日比49ドル44セント高の1万8053ドル60セント。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は19.69ポイント下げて4940.33だった。

 市場関係者は、「今週・来週と続く企業決算と、来週のFOMC(=連邦公開市場委員会)の開催を控えて、追加利上げがどう市場に意識されるかが注目だ」と話している。