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NYダウ217ドル安 個人消費関連に売り

2016年5月12日 7:33
NYダウ217ドル安 個人消費関連に売り

 11日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、個人消費関連株を中心に売りが広がり、ダウ平均株価は217ドルあまり値を下げて取引を終えた。

 11日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比217ドル23セント安の1万7711ドル12セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も49.19ポイント下げて4760.69だった。

 この日は、メディア大手「ウォルト・ディズニー」の1月から3月期の決算が市場予想を下回ったことや、百貨店大手「メーシーズ」が業績見通しを下方修正したことなどが市場の重荷となった。さらに、アメリカの個人消費の低迷が続くとの見方から、個人消費関連株を中心に売りが広がり、約217ドルと大幅に値を下げた。

 市場関係者は「雇用が回復する中で、市場は引き続き個人消費の動向を不安視している。週末に発表される小売り売上高や消費に関する経済指標が、景気が回復しているかを占う試金石になるだろう」と話している。