日経平均6営業日ぶり反落 円高進行も影響
1日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに値を下げ、1万7000円を割り込んだ。日経平均株価の終値は前日比279円25銭安の1万6955円73銭だった。
1日朝の東京株式市場では、前日のアメリカ市場が株安になったことや円相場が若干、円高に傾いていることなどから自動車や電機など輸出関連株を中心に売り注文が広がった。また、先月31日まで5営業日連続で値上がりしたため、目先の利益を確定するための売りも出た。
午後の取引では外国為替市場で円相場が1ドル=109円台後半と、急速に円高が進んだことから、株価は一段と値を下げ、日経平均株価の下げ幅は300円を超える場面もあった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆1154億円。売買高は、概算で19億9528万株。