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英でEU離脱派優勢 日本経済界に懸念の声

2016年6月14日 21:00
英でEU離脱派優勢 日本経済界に懸念の声

 イギリスがEU(=ヨーロッパ連合)から離脱するかどうかについて、日本の経済界からは影響を懸念する声が出ている。

 「(日本企業は)10兆円以上の投資をしているわけなので、当然大変な影響があると」-経済同友会の小林代表幹事はこのように述べ、イギリスがEUを離脱した場合、日本にも経済的に大きな影響があると述べた。

 また、グローバリゼーションの流れで世界経済が一つになってきた一方で、イギリスのEU離脱をめぐる動きに加えて、アメリカの大統領選挙などにもナショナリスティックな動きが見えるとの見解を示した。その上で、「政治的な動きが経済面でリスクになってきている」としている。

 また、経団連の榊原会長も、イギリスのEU離脱の影響に懸念を示した。

 榊原会長「(日本に)大きな影響を及ぼすのではないのかなと、非常に懸念しております」

 榊原会長は、1000社を超える日本企業が、イギリスがEUの一員という前提で、イギリスで事業展開をしている中、EUを離脱すれば、イギリスに進出している日系企業の競争力が大きく変わってしまうとの見解を示している。

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