EU離脱か残留か?英国で正式キャンペーン
EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱の是非を問う国民投票が行われるイギリスでは15日から正式なキャンペーンが始まり、離脱派と残留派、それぞれが支持を訴えている。
EU離脱の是非を問う国民投票は6月23日に予定されていて、15日からは離脱を支持する人たちと残留を支持する人たち、それぞれの正式なキャンペーンが始まった。
おもな争点は、ヨーロッパの域内からイギリスへの移民の問題などについてで、15日の集会で残留支持派は「経済が強くなる」などとEUへの残留を訴えた。一方で、離脱支持派で国民的人気の高いジョンソン・ロンドン市長はイギリス各地を積極的に回り、EUからの離脱を主張した。
14日に発表された世論調査では、離脱・残留支持派が39%ずつと同じ割合となっている。