5月の貿易収支 4か月ぶりの赤字に
今年5月の日本の貿易収支は、世界的な景気の減速で輸出が減ったことなどを背景に4か月ぶりの赤字となった。
財務省によると、輸出額から輸入額を差し引いた5月の貿易収支は407億円の赤字だった。貿易赤字は4か月ぶり。
アメリカ向けの鉄鋼製品やアジア向けのスマートフォン用の電子部品を中心に輸出が減ったことなどから、輸出額は去年の5月に比べ11.3%マイナスの5兆910億円となった。一方、輸入額は原油価格の下落で中東からの原油の輸入額が減ったことなどから、13.8%マイナスの5兆1317億円だった。