百貨店免税売上高 3年3か月ぶりマイナス
全国の百貨店の4月の免税売上高が3年3か月ぶりにマイナスとなった。
日本百貨店協会によると、全国の百貨店における4月の免税売上高は約179億円で、去年の同じ月と比べて9.3%のマイナスとなった。マイナスとなるのは2013年の1月以来3年3か月ぶり。
4月上旬に、中国で輸入品にかけられる関税が引き上げられたことなどが影響した。
日本百貨店協会では、外国人観光客はリピーターが増加傾向にあり、日本で購入するものが高額品から日用品などに移行してきたことも売り上げがマイナスとなった一因と分析している。
また、4月の全国の百貨店売上高は約4536億円で、去年の同じ月と比べて3.8%のマイナスとなった。