NYダウ 6営業日連続で過去最高値を更新
19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、好調な企業の決算がダウ平均をけん引し、6営業日連続で過去最高値を更新して取引を終えた。
19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比25ドル96セント高の1万8559ドル01セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は19.41ポイント下がり5036.37だった。
ダウ30銘柄のうち値を上げたのは半分の15銘柄だったが、業績見通しを上方修正した日用品大手のジョンソン&ジョンソンなど、決算が好調な銘柄がダウ平均をけん引する形となった。またアメリカ商務省が発表した6月の住宅着工件数が市場予想を上回り、良好な経済指標も後押しをした。
これでダウ平均株価は、6営業日連続での過去最高値更新となったが、市場関係者は「相場の過熱感への警戒が強まっている」と話している。