NY株16ドル高 5日連続で最高値更新
18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場はアメリカの景気回復への期待から買いが優勢となり、ダウ平均株価は5日連続で史上最高値を更新し、先週末比16ドル50セント高の1万8533ドル05セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も26.20ポイント上がり、5055.78だった。
この日は、アメリカの経済指標の発表がなく株式相場は方向感に乏しい展開となった。原油の先物価格は下落したことからエネルギー関連株は売られた。一方、今週から主要な企業の決算発表が本格化するが、一部の企業で好業績が期待できることから買いが先行している。この結果、ダウ平均株価は5日連続で史上最高値を更新した。
市場関係者は「この日発表されたバンク・オブ・アメリカの決算内容が、市場予想を上回ったことからアメリカの景気回復への期待感が高まっている」と話している。