日経平均 1万7千円台前に利益確定売りも
21日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、終値は前日比128円33銭高の1万6810円22銭。
アメリカ・ニューヨーク市場でダウ平均株価が連日、最高値を更新するなど前日の欧米市場が軒並み株高となったことを受け、東京株式市場でも取引開始直後から買い注文がふくらんだ。また、外国為替市場で円相場が1ドル=107円台と約1か月ぶりの円安水準となっていることや、政府の経済対策が20兆円規模になると報じられたことも株価を押し上げる要因となった。
上げ幅は一時、250円以上まで拡大したが、株価が投資家の心理的な節目となる1万7000円に近づくと利益を確定するための売り注文も出て、午後に入ると上げ幅を縮めた。
東証1部の売買代金は概算で2兆5810億円、売買高は概算で20億660万株。