政府の経済対策 28兆1千億円で最終調整
政府は、来月2日に閣議決定する経済対策について、総額約28兆1000億円で最終調整している。
政府が来月2日に閣議決定する経済対策は、事業規模の総額が約28兆1000億円で、このうち農業の輸出促進や大型客船用の港の整備など「21世紀型のインフラ整備」に、10兆7000億円をあてる方針。
また、保育や介護の受け入れ態勢の拡大や職員の処遇改善など「1億総活躍社会」実現に向けた政策に、3兆5000億円をあてる。
その他、イギリスのEU(=欧州連合)離脱の影響を最小限に抑えるための中小企業対策などに10兆9000億円、東日本大震災と熊本地震の復旧・復興や防災安全対策に3兆円をあてることにしている。
政府は、この経済対策を来月2日に閣議決定する方針。