日銀の金融緩和強化策受け、日経平均急上昇
21日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げた。終値は前日比315円47銭高の1万6807円62銭。
日銀は21日、昼過ぎに金融緩和を強化するため、操作の対象を「国債の買い入れ量」から「金利」に変更する新しい枠組みの導入を決めた。これを受け、市場では銀行など金融関連企業の収益悪化の懸念が後退したとして、株価が急上昇した。また、外国為替市場ではリスクをとる動きが出て、円を売ってドルを買う動きが加速。1ドル=102円台半ばまで円安が進んだ。
東証1部の売買代金は概算で2兆7152億円、売買高は概算で25億8902万株。