日経平均続伸も 米雇用統計控え、取引低調
5日の東京株式市場で日経平均株価は3日連続で値を上げ、終値は前日比83円59銭高の1万6819円24銭だった。
アメリカの利上げが年内に行われるとの観測が広がり、外国為替市場ではドルを買う動きが出て円相場は1ドル=102円台後半まで円安方向に動いた。これを受け、東京株式市場では輸出関連企業を中心に株が買われた。ただ、今週末にアメリカの雇用統計の発表を控えていることから積極的な売買を控える投資家が多く、取引は低調だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆8878億円、売買高は概算で17億2075万株。