ユニー・ファミマ 初の通期業績予想を発表
流通大手の「ユニー・ファミリーマートホールディングス」が11日、経営統合後、初めて通期の業績予想を発表した。
ユニー・ファミリーマートホールディングスの来年2月までの1年間の営業利益は、連結で565億円になる見通し。統合によるスケールメリットでコスト競争力を強化し、利益を拡大していきたい考え。
また、統合前の2社それぞれの上期の決算も発表した。ファミリーマートは3年前に約1000店を出店しているが、そのうち業績不振の店舗の減損として、62億円を計上した。ユニーは経営統合に伴い、スーパーの店舗を閉鎖したことやコンビニのシステムの更新で費用がかさんだことなどから1032億円の特別損失を計上した。
ユニー・ファミリーマートホールディングスは「過去のいろいろな荷物をおろして、筋肉質な会社にした」と話している。