世耕経産相、ロシア経済“実力者”と会談
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北方領土交渉でカギを握る日本とロシアの経済協力をめぐる協議がモスクワで行われているが、日本テレビは世耕経産相とロシア側のある重要人物との会談を取材した。
世耕経産相が会ったのは、ロシアの経済団体「実業ロシア」のトップ、アレクセイ・レピク氏。レピク氏は37歳の若さだが、製薬会社の会長で、製造業やITなど2500人以上の経営者が名を連ねる団体の代表を務めるロシア経済の実力者。レピク氏は、プーチン大統領に近いとされている。
経済協力がうまくいくかが北方領土の交渉にも影響を与えることから、世耕経産相としてはレピク氏の協力を取りつけるべく、突っ込んだ話し合いをしたものとみられる。