経団連PCが不審な通信“サイバー攻撃”か
経団連は10日、事務局のコンピューターが外部と不審な通信を行っていたと発表した。経団連はサイバー攻撃や情報漏えいの可能性もあるとして慎重に調査を進めている。
経団連によると先月26日から今月2日までの間、事務局の12台のコンピューターから、海外のサーバーへの不審な通信が大量に行われていたという。これらのコンピューターは事務局の職員が使っていたもので、政府への政策提言に関する情報や会員企業の個人情報なども扱っていたという。
通信は職員がいない早朝や深夜にも行われていたということで、誰がどういう目的で行っていたのかや情報が漏えいしていたかについて、詳しいことはまだ分かっていない。経団連はサイバー攻撃など、あらゆる可能性を排除せず調査するとしている。