日経平均4円安 4営業日ぶり小幅安
15日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに小幅に値を下げた。終値は前日比4円47銭安の1万7668円15銭。
アメリカ市場では、トランプ次期大統領の政策への期待から株価が3営業日連続で最高値を更新した。また、外国為替市場ではドルが買われ、円相場は1ドル=108円台まで円安が進んだ。これを受け、東京株式市場でも日本企業の収益が改善するとの期待から輸出関連株を中心に買われ、株価は値を上げて取引が始まった。一時は1万7727円と取引時間中としては2月2日以来9か月ぶりの高値をつける場面もあった。しかし、日経平均株価は14日までの3営業日で1500円近く急上昇したため、その後は利益を確定するための売り注文が優勢になった。
東証1部の売買代金は概算で2兆5886億円、売買高は概算で24億9486万株。