１４日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げた。終値は先週末比２９７円８３銭高い１万７６７２円６２銭で、２月２日以来約９か月ぶりの高値となった。

　アメリカの次期大統領トランプ氏の政策への期待から外国為替市場ではドル高・円安が進み、円相場は約４か月ぶりに１ドル＝１０７円台をつけた。これを受け、東京株式市場では輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。また、今年７月から９月の実質ＧＤＰ成長率が、年率換算で２．２％のプラスとなり市場の予想を上回ったことも株価を押し上げた。

　東証１部の売買代金は概算で２兆６４４９億円、売買高は概算で２５億２７６６万株。