「大規模停電」 経産相が再発防止策指示
先月、東京都内で大規模な停電を起こした送電ケーブルの火災について、経済産業省は、東京電力などに再発防止策を指示した。
東京電力ホールディングスの広瀬社長らと面会した世耕経済産業相は、先月に大規模な停電を起こした送電ケーブルの火災について、「初動の遅れと防火対策の不備によって大規模な停電に至ったと認識している」と述べ、再発防止策を指示した。
世耕経産相「初動対応の迅速化に向けたセンサーなどの導入と、事故発生時は早期に自発的かつ丁寧な情報提供につとめること」
このように世耕経産相は防火・消火対策を徹底するよう指示したほか、ケーブルの劣化を判断するため、IoT(=インターネットオブシングス)などの最新技術を導入するよう求めた。
各電力会社は、経産省の指示をふまえ、今年度中に再発防止策を提出する予定。