日産自動車ゴーン社長 三菱自動車の会長へ
三菱自動車の臨時の株主総会で、日産自動車のカルロス・ゴーン社長を会長とする人事が承認された。
14日、千葉・幕張メッセで開かれた株主総会は、益子修会長兼社長が燃費の偽装問題について陳謝して始まった。再発防止策などを説明した後、日産のゴーン社長を会長とする人事が承認された。
株主からは「古い体質をゴーンさんの下で直していただければ、きっとV字形回復すると期待している」などと、三菱自動車の体質の改善を求める声が上がった。
三菱自動車では、来年1月1日付で大幅な組織の改編を行い風通しのよい経営を行うとしており、ゴーン新会長の経営手腕が問われる。