三菱自、役員報酬の総額の上限を約3倍に
三菱自動車の臨時の株主総会が開かれ、日産自動車のカルロス・ゴーン社長を会長とする新体制が発足した。
株主総会は14日、益子会長兼社長が燃費の偽装問題について陳謝して始まった。その後、日産のゴーン社長を会長とする人事が承認され、午後の取締役会を経て新体制が発足した。
カルロス・ゴーン新会長「私には(三菱自動車を)成功に導く自信があります。きょうは、三菱自動車の再生に向けた新たな幕開けです」
一方、来年度から三菱自動車の役員報酬の総額の上限をこれまでの約3倍の30億円に引き上げることも決まったが、これに対しては株主から批判の声があがっていた。