東京五輪向け“おもてなしタクシー”トヨタ
トヨタ自動車が東京オリンピック・パラリンピックに向けて新たに開発したタクシー専用車両を公開した。
トヨタが12年ぶりに発売するタクシー専用車両は、“おもてなしの心”をテーマに開発された。車体には日本の伝統色「藍色」を採用した。特徴は、スライド式のドア。さらに、床を従来のタクシーより約5センチ低くし車椅子での乗り降りを可能にした。また、外国人観光客を意識して荷物スペースも広くした。
トヨタ自動車・粥川宏チーフエンジニア「まずオリンピックに向けて、また高齢化がすすむ日本で、それにマッチしたタクシーでありたいと、そんな思いでつくっております」
トヨタが強みとするハイブリッドシステムを搭載した、このタクシー専用車は2017年度内に発売予定。