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JR東日本 低コストの新型ホームドア開発

2016年12月16日 10:29
JR東日本 低コストの新型ホームドア開発

 相次ぐ駅のホームからの転落事故を防ぐため、JR東日本は従来より半分のコストの新型ホームドアを開発した。

 東京のJR町田駅に設置された新型のホームドア。簡素な作りが特徴で、左右から出てくる扉部分はアルミ製のバーで出来ている。強度は従来型とほぼ同じだが、重さが3割軽いため、ホームの補強工事が必要ないという。

 重くがっしりした従来型の設置には、山手線で1駅平均、約20億円の工事費がかかっているが、この新型の値段は約5割と低コストで、工期も短縮できることから普及が期待できる。

 JR東日本は、17日から試験運用して利用状況などを調べるという。