転落事故防止へ…新型ホームドアの実証実験
相次ぐホームからの転落事故の防止に新たな切り札と期待される、新型ホームドアの実証実験が始まった。
京急線では電車のドアの位置が異なる車両が乗り入れるため、ホームドアの設置が難しいとされてきた。ところが今回開発された新型のホームドアは、片側に3枚のドアがある車両が入ってきたときは全てのホームドアが開くが、片側に2枚のドアの車両が来ると一部のホームドアは開かない。
また、この新型ホームドアは、これまで必要だった車両側の改造がいらず、実用化されればコスト面などでもホームドア普及の後押しになるとみられている。
視覚障害者「命の危険を冒して歩かなければいけない。(ホームドアが)ない所だと可動柵は絶対必要だと思います」
今後、実用化に向けた実験が1年間行われる。