世耕経産相、米・ロス商務長官と初電話会談
トランプ政権の発足で、日米の経済関係の先行きが不透明な中、世耕経産相は6日夜、アメリカのロス商務長官と初めての電話会談を行い、日米は重要な経済のパートナーで、世耕経産相が早期に訪米することで一致した。
日米両政府は、自由で公正なルールに基づく経済関係を強化するため副総理レベルの経済対話を始めることで一致したが、電話会談で世耕経産相は、早期に訪米し、ロス長官と直接会談することを確認した。
世耕経産相「日米のいろんな経済関係の重要性について意見交換をした。ロス長官とは安倍総理とトランプ大統領の間で合意された経済対話を進めていく。そのために我々も準備のためにできるだけ早期に会うことを確認した」
アメリカはTPP(=環太平洋経済連携協定)の離脱を表明しているが、会談では二国間の貿易協定や自動車など個別分野の貿易について、アメリカ側から言及はなかったという。今後、アメリカ側がどのような要求をしてくるかが焦点となる。