電子タグでレジのスピード↑ 経産省が実験
コンビニの商品に価格などの情報を記録した電子タグをつけることによって、物流の効率化やレジのスピードアップをはかる実証実験が始まった。
今回の実験では、電子タグがついた商品を買い物客がレジに置くだけで瞬時に合計金額が計算され、会計の時間を短くすることができる。
また、企業にとっては、棚に並んでいる商品に専用の読み取り機を向けるだけで商品名、消費期限、数など商品ごとの情報を簡単に把握でき、棚卸しの迅速化にもつながる。また、こうした作業を出荷や配送の途中で行うことで、物流の無駄を見つけてより効率化をはかることができるという。
世耕経産相「より良い商品が、もっと良い形で配送され、店に並ぶというようなかたちになってくる」
今後は、現在1つ5円程度する電子タグの価格をいかに引き下げるかが課題になる。