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アメリカ政府 対日鉄鋼追加関税の一部撤廃を発表

2022年2月8日 13:17
アメリカ政府 対日鉄鋼追加関税の一部撤廃を発表

アメリカが日本から輸入する鉄鋼にかけている追加の関税について、一部を撤廃することをアメリカ政府が発表しました。

萩生田経産相「今回の措置は解決の第一歩でありますので、引き続きWTOルールに整合的な形で、完全撤廃、これを引き続き粘り強く働きかけをしてまいりたい」

鉄鋼やアルミニウムをめぐって当時のトランプ政権は、国外から安く輸入されるのは安全保障上の脅威だとして、日本に高い関税を上乗せしていました。

これについてアメリカ政府は日本時間の8日、年間125万トンまでの鉄鋼の輸入に限って関税の上乗せを撤廃すると発表しました。今年4月から適用されます。

一方、アルミニウムについては追加関税が残ることになり、日本側が求めている追加関税の「完全な撤廃」は見送られる形となりました。