全日空 5月の広島便のCO2排出量“実質ゼロ”に 広島G7サミット開催にあわせ
今月、広島県でG7サミットが行われることにあわせ、全日空は広島便の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする取り組みをスタートしました。
全日空は1日から、「カーボンクレジット」という他の企業が森林保護や省エネ技術を導入することなどで生まれた二酸化炭素の削減量を売買する仕組みを使い、排出量実質ゼロの運航を開始しました。
原油の生産とジェット燃料を精製・輸送する企業が、運航にかかわるすべての段階で排出される二酸化炭素を相殺できるカーボンクレジットを調達し、排出量を実質ゼロとしたジェット燃料を全日空に供給するということです。
この取り組みは今月、広島空港を発着する合計682の便で行われ、およそ1万トンの二酸化炭素の排出が実質ゼロになるということです。