長期金利0.265%まで上昇 日銀の“変動上限”超える
東京債券市場で長期金利が日銀が変動の上限とする0.25%を超え0.265%まで上昇しました。
東京債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債の利回りが一時0.265%まで上昇し、日銀が上限の許容としている金利0.25%を上回りました。
日銀は15日、特定の利回りで国債を無制限に購入する指し値オペの対象を拡大し、金利上昇を抑える姿勢を鮮明にしていましたが、欧米で利上げが相次ぐ中、スイスの中央銀行が予想外の利上げに踏み切ったことなどを背景に、一部の投資家の間で17日に行われる日銀の金融政策決定会合で政策に修正があるのではとの思惑が広がり国債の売りが強まり、長期金利が上昇しました。