政府・日銀、12日は2兆円規模の為替介入か 日銀資料などから明らかに
政府・日銀が先週12日に、2兆円規模の為替介入を行ったと推計されることが、日銀の資料などからわかりました。
日銀が先ほど公表した17日の当座預金の増減見通しによりますと、為替介入などを反映する「財政等要因」による減少額は、2兆7400億円でした。
為替介入がなかった場合の市場の想定とは2兆円以上のずれがあり、市場関係者は、政府・日銀が12日、約2兆円規模の円買い・ドル売りの為替介入を行ったと推計しています。
12日の夜、円相場は短時間で1円以上円高に進み、市場では、政府・日銀が11日に続き、2日連続の為替介入を行ったとの見方が出ていました。
ただ、市場関係者からは、12日の2回目の介入については、費用対効果を疑問視する声も出ています。